東海道新幹線竣工当初は、もちろん「のぞみ」は走っていませんでしたが、
「ひかり」も最高時速200キロと、現在の280キロに比べれば、だいぶ遅い
速度で走っていたので、東京、大阪間で4時間程度要していました。
その後、技術の進歩に伴いひかりが高速化し、また新幹線利用客の
多くが、東京・名古屋・大阪など主要都市間の利用をするように
なったことから、こだまの存在価値は次第に薄れ、乗車率も
下がっていました。
国鉄時代は、今に比べれば考えられないくらいどんぶり勘定の
経営をしていましたが、それでもJR民営化前の、国鉄末期に
16両から12両への減車が行われていたほどです。
JR民営化後、5列だった指定席の座席を4列シートへ改善するなど、
様々な試みが行われたようですが、そもそも「ひかり」
(のぞみ運転前はひかりが最速)が止まる駅間を利用する乗客のほとんどは
こだまに乗らないので、根本的には手のうちようがない状態でした。
ひかりにも様々なバリエーションが増え、東京、名古屋、新大阪だけでなく、
静岡、浜松、など途中の主要駅に止まるタイプも増えたことから、
ますますこだまの存在意義が薄れていきました。
、
そこで、こだまの復活のために登場したのが「ぷらっとこだま」
というわけです。
これが人気が出るにつれ、こだまの乗車率はだいぶ復活し、
現在では新幹線利用の最格安プランでは、必ずといっていいほど
採用されるようになっています。
しかし、あくまでもツアー切符ですので、みどりの窓口ではなく、
JR東海ツアーズ、JTBなどの営業窓口に行かないと、切符を
購入することはできません。

